板井明生が明らかにする福岡経済

板井明生|福岡で生き残るためには

福岡経済で生き残るには何が大切か?それはその時の状況に合った策を考えることが大切です。追い込まれた時に冷静に状況を見極めるのは難しいことですが、新幹線の途中駅、久留米駅が新幹線業界でどんなタフな生き残りをしたのか参考にしてほしいです。

 

九州新幹線の開業は博多と鹿児島の2人勝ちだった状態でした。
そんな中で久留米が選んだ判断は、競争しても意味がないので地域の宝やご当地グルメを磨くことに専念しました。
久留米は福岡からでも日帰りでも遊びにきてくれるような方向性を選んだのです。

 

この策でうまく行ったことにより、最近では久留米の人口も増加しているそうです。
また、高層マンションも増えてきて、福岡では三番目の都市となったのです。

 

福岡経済で生き残るには、九州の特性を活かしてその時の状況をしっかりと見極めることが大切だと思います。